眠眠カフェイン

横になって読みたい寝言

眠眠カフェイン

ゲームとポリコレ(Horizonアーロイ・ブサイク問題)

再三述べている通り、僕は20代で長期ニートへ突入しました。その間の娯楽といえばもっぱら将棋とギター。理由はシンプルで、お金がかからないからですね。大学まで立派な趣味だったゲームを再開したのは、30代に社会復帰して金銭的に余裕ができてからです。…

もし僕が北川景子だったら

僕は長い髪をなびかせて、表参道をキャットウォークする。すれ違う人はみんな当然のように振り返る。「キレイ…」「おい、あの人誰?」「顔ちっちゃーい」人々は木みたいに棒立ちになって、僕への讃辞に花を咲かせる。 もし僕が北川景子だったら、それを喜べ…

声ちっちゃい民の叫び

(THE FIRST TAKEみたいですき) 私、何かにつけて声が小さいと言われてきました。もともとドライ寄りの声質もあって、営業時代は諸先輩方からことあるごとに指摘されたものです。「おい新人、声張れ! 今のお前にできるのはそれくらいだろ!」と。そんなバ…

25時の職業病 ~眠れない、書けない、面白くない~

昔から、1日が25時間だと思っている僕は放っておくと1時間ずつ夜更かしをして、しまいには朝に眠ることになる体内時計を戻すために強引に起き続ける”逆・安息日”をつくらなくちゃならなくてそのおかげでまったく使い物にならない日が生まれる営業マン時代は…

禁断の本棚を解き放つ

部屋から一歩も出ない就活がつづく。 といっても予定は週に1度程度しかない。前職の同僚の紹介で、4月からなら入れてもらえそうな会社があるので、新しい会社への応募は最小限。失業保険用の実績づくりのために、月1~2社さがすくらいだ。 自分の推しポイン…

【LOVEブログ論】読者が幸せにならない投稿とは?

※私見です※私見です※私見です※私見です※私見です※私見です※私見です※私見です 今回はブログをはじめとする文章系コンテンツについて、きわめてシンプルな意見を語ります。いつも通りの調子で書きますが、人によっては食べづらさを感じそう。1個の調味料で味…

「世界一なりたい顔」「グラビアアイドルに光を」 の2本です

僕には”世界一なりたい顔”があります。それは、黒沢健一さん。 もしあなたが平成生まれならあんまり知らないかもしれません。本当に残念ながら、故人です。

東京23区 俺の好感度ランキング

「世界の都市総合力ランキング2022」によると、東京は7年連続で世界3位だそうです。ただ直近にオリンピックがあった割にはスコアを落としつつあり、4位のパリに猛追されているとのこと。ぜひ巻き返してほしいものですね。それでも3位は3位。すごいことです。…

日本的エロティシズム会話論

世の中リテラシーだなんだで性のにおいがどんどん消えていきますね。何かしたらハラスメントって言われちゃうから、話題にするのも気を遣う。 でも、特に若いうちは、恋人になるってそういうことでしょう。友達づくりならサークルでいいわけですから。その辺…

トーキョー・バカ・コレクション

エレベーターの立ち位置。マクドナルドの呼称。焼きそばおかず論争。関東&関西で文化の違いはさまざまあれど、どうしても見逃せないものがあります。 それは、「バカ」と「アホ」。 一般的に東の人はバカを好んでアホに憤り、西の人はその逆と言われます。…

僕と妻の眠眠(Min-Min)な関係

「買ってきたよー」テーブルの上には、行列のできる目白の洋菓子店・エーグルドゥースの袋。妻はバレンタインの大仕事を終えると、すぐにふとんにもぐって眠ってしまいました。 年度末を控え、最近の彼女は破茶滅茶に疲れています。平日は、家に帰ってからい…

箸の持ち方が変でなぜ悪い?

定期的に話題に上がるテーマですが…みなさんは箸の持ち方が変な人って気になりますか? かくいう僕は普通だと思います。学校の先生だった祖母が、その辺しっかり見る人だったので。熱血指導されたわけでもないし、最初から難しいとも思ってなかったですが。 …

運命の小説(キミ)に出逢いたい

面白い小説はなんでこんなに見つけづらいんだろう?もうずいぶん長いこと、そんな悩みを抱えている。 書店の空気はすごく好きで、ちょっとした空き時間にふらっと寄ってみるのだけれど、小説コーナーはどうしても落ち着かない。読んでみたい本と、そうでない…

男なのに車道側を歩かなくて説教を食らった話

仕事でもなんでも、ルールを相手に強いるときは目的の明示がセット。会社で代表電話を取るのは取引先の名前を覚えるためだよ~、とかですね。それがやり甲斐や、率先した行動につながります。 しかし、男女のマナーに関しては、その辺があいまいなものも散見…

きのこたけのこのふもとから

きのこたけのこ戦争ってマーケティングの理想形ですよね。ユーザー同士で勝手に対抗意識を持ってくれるなんて、夢のようじゃないですか。 ちなみに僕はきのこの山のほうが好きです。ただし温度感は、”しいていえば”くらい。選挙において大体の人がそうである…

拝啓、キュウリ様

拝啓、キュウリ様 お元気でいらっしゃいますでしょうか。最後に口づけた日から、早10年の月日が経ちました。 それは、私があなたをあきらめた日でもございます。 覚えていらっしゃいますでしょうか。小学校の給食で、”春雨サラダ”というユニットの一員として…

NO MUSIC, NO WRITE.

昨日の投稿はとんでもないテーマ、失礼しました。このブログは投稿毎の人気不人気がそうそう出るものでもなく、はてなスターは±20くらいで推移するのですが……昨日は一気に50ほど減ってて笑ってしまいました。 練習のためにも、たまには振り切ったのをやりた…

「ねえちゃん、いいケツしてんな!」グランプリ

男のフェチは年を重ねるごとに目線が下がっていくというが、僕も30歳を過ぎたころからケツの良さをより理解できるようになってきた。 もちろん語りたいことだってたくさんある。 だけど、リテラシーやデリカシーと名づけられた時代の手は、全力で僕の口をふ…

得意な文字量/苦手な文字量

たまには短い文章が書きたい。ここ数日は2000文字以上の投稿を連発し、みなさまの目を疲れさせている引け目もある。 競馬界には短距離馬(~1500m)、中距離馬(~2200m)、中長距離馬(~2700m)、長距離馬(2800m~)といったくくりあるが、馬の脚と同じく…

TVが壊れたので電力会社に問い合わせたら廃病院にたどり着いた

) TVが完全にイカレてしまった。今年に入って1ヵ月間、物理的にフジテレビしか見られない。とんだ逆・偏向報道だ。 当該のエラー内容はネット検索したら大量に報告されている。公式の案内するセルフ解決策ページ(以下”セル解”)を見ていろいろ試すが、どう…

とっつきにくい私を解き放って

真っ昼間から湯船に浸かって本を読む。熱中すること150ページ、気がつけば2時間近くも経ってしまった。一緒に入った柚子たちと一緒に身体をしぼませて風呂を出る。脱衣所に自然光が差す景色には、罪悪感と優越感があった。 仕事を辞めて、僕はまた「ひとり…

「他人が見て面白い文章」を考える

僕はもともと文章を書くのが好きなわけじゃありませんでした。学生時代の作文やレポートは、原稿用紙に向き合っただけでうんざり。書きたいことが浮かばずどう余白を埋めようかばっかり考えていたタイプです。 そんな人間がひょんなことから出版社に入って、…

妻を噛む

) 心がぐちゃぐちゃしてくると塩むすびを食べる。甘味と、塩味と、質量を感じる。 具もなく海苔もなく。おかずも付け合わせもなく。スマホもテレビもなく。 食べ物を適当にちぎって口に入れたり、いまなんの味?と言われてはっきり言えないようなときは、大…

他人に興味がない星人たち

前の会社に入る前のこと。面接官であり、直属の上司になる女性(以下「女上司」)から「部署の飲み会とかはないですよ。私、他人(ひと)に興味がないので」と言われた。 他人に興味がない、という人は一定数いる。その半数はどこか誇らしげだ。

へんくつ住職とリアル三顧の礼

東京は久しぶりに雪が降るとか降らないとか。 こんな天気の悪い日になると、思い出すんです。千葉の山奥に住むへんくつ住職のことを。 出版社にいたころ。下っ端編集者だった僕は、新しい担当としてその住職のもとを訪ねることになりました。仏教についての…

甘党、水飴、ブドウ糖 〜水もしたたる飯島直子〜

ダイエットを始めて、やっと分かった。うちの妻って相当な甘党だ。あんまり見え見えのお菓子の形では買ってこないので、際立たないだけだったのだ。 カメラとか、 チェスの駒箱とか、 バッグ型のケースにしのばせてみたり。 あるいは旦那があまり覗かない、…

【覚醒】ブログを書く手が止まらない

あるブログに紹介されていた本を読んだ。1956年に書かれた純文学作品。現代まで読み継がれるだけあって、さすがに圧倒的な筆力だった。 それをきっかけに、僕はどんどんと本を読むようになった。 実家から30冊ほど本を持ってきて、昼も夜も風呂も読み耽って…

世界にひとつだけのSEX

みなさんは、1人の相手と1度しかセックスをしなかったという経験があるだろうか。僕は、1度だけある。 とはいえ、ワンナイトというわけではない。僕はそういうのができない性分だ。これは別に崇高な精神を気取るわけじゃなくて、適当な気持ちで手を出そうと…

正しい発音を知らない時の緊張感

人と話していると、同じ言葉でも発音が違う時がある。方言とかそういうのではなくて。同じ東京に生まれて、近所で育ったとしても、あるものだ。 たとえば僕の場合、クノールの発音は「くの一」と同じなのだけれど、人によっては「侍」の発音の人もいるだろう…

2度目の気胸と禁煙DAYS

〇プロローグ マジックアワーは、ニートの脳にこびりついた煩悩すら炙る甘い炎。ぼくは起こすのも億劫な体を風呂場から玄関へ運び、現実逃避するみたいに外へ出た。 行く先はいつもの本屋。1階から2階にかけて小さなエスカレーターが架かっていて、誰もが使…