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【LOVEブログ論】読者が幸せにならない投稿とは?

私見です※私見です※私見です※私見です※私見です※私見です※私見です※私見です

 

今回はブログをはじめとする文章系コンテンツについて、きわめてシンプルな意見を語ります。
いつも通りの調子で書きますが、人によっては食べづらさを感じそう。
1個の調味料で味つけた料理みたいになるかもです。

私見だと↑これだけ↓並べましたからね?
神経質でない方はぜひお読みください。

 

私見です※私見です※私見です※私見です※私見です※私見です※私見です※私見です

 


さて、ブログを「書き手の個性」「テーマの話題性」で4分割してみました。
軽く説明をつけたのが以下です。


A.  個人的メモ
どこにでもある日常の、誰にでも書けること。

B.  ちょいのっかり
みんなが関心をもっているニュースなどにとりあえずコメント。

C.  無償の愛
もともと話題性が低いところにスポットを当てて厚めor熱めに語る。

D.  人気コンテンツ
高いニーズにしっかりと答える、手間はかかるが王道のやり方。

 

AとDは説明不要でしょう。「内向き or 外向き」「人気が出やすい or 出づらい」で分かりやすい対比になっていて、いずれも違う意味でブログの醍醐味となる書き方です。

 

今回取り上げるのは、BとCの対角のほう。
単刀直入に言うと、僕はB(ちょいのっかり)を量産すべきではないと思ってるんです。
読み手の立場から考えてみると。自分が知りたい!と期待値高く漁っているテーマについて、無味無臭の感想を浴びせられるのってガッカリ感がすごいんですよ。アーカイブ化→検索の観点からみてもただのノイズになる。

 

たとえば、スシローペロペロ事変について、
「僕も飲食店で遊んでる人見たことがあるなあ。やっぱり食べる気失せるもの。若いうちは失敗することもあるだろうけど、いまはネットタトゥーがあるし、一線を超えないようにしてほしいね。」
と、

 

「最近サッカー好きなんだよねー」
「え、どの辺が好きなの?」
「んー、まあ何ってわけじゃないけど全体的に?」
みたいな会話のストレスを感じます。いや発信したなら一家言もたんかい、っていう。

もちろん、日記の中でペロッと触れるのは全然気になりません。メインテーマでなければ期待値も低いし、ダラダラ書いても文句言われる筋合いはないでしょう。
あとSNSも別にいい。クリックして見るものじゃないから目に入っても流せるし。むしろそういうノイズが主というか、反響の数自体が価値みたいなとこありますから。
ただ、わざわざブログでメインテーマにして、クリックしてもらって、中身空っぽっていうのはどうなんだろう。別に有益なものじゃなくていいけど、せめて自分なりの言葉や視点を掲げてほしい。それは最低限なんじゃないでしょうか。

 

もちろん、はてな公式パイセンはそんなこと言わないでしょう。
が、正味な話、読むのしんどいブログの9割がこれだと思います。
書きもので知識も情熱もゼロはしんどいよ。

 

 

てなわけで、僕が推したいのは、断然C( 無償の愛)のゾーン。
誰もが飛びつくテーマじゃないけど、「私はこれってこう思うんだ」「こんな出来事があったんだ」と、自分ベースで発信するやり方ですね。
ともすれば自分語り。でも、工夫次第で見せ方はいかようにもできます。
少なくとも、いいねボタンを薄く伸ばしただけのブログよりはよっぽどいい。

元々周りの興味が低いテーマは、ある程度大きな声で呼びかけないと聞いてもらえません。つまり読み手からすれば、それだけ書き手の声がより強く見えるのです。それこそ僕がめざしているものであり、増えてほしいブログの方向性です。

※まあ無償~って言いつつ、中にはSEOブルーオーシャンを狙ってるアドセンス職人も紛れてるでしょうけど。それでもある物事の新しい魅力を引き出したなら、

 

今回はちょっと意地が悪く見えたかもしれませんが、要するに「愛」なんですよ。
通行人がすれちがうSNSとは違い、ブログは「今日は〇〇の話だよ」と書かれたドアを開けて、1対1で話を聞きに行っている。

うわこいつテンプレで全員に同じこと言うんだろうな、ってのが伝わっちゃったら、ただの体験入店意識低い系キャバクラ嬢じゃないですか。

 

誤解してほしくないのは、結果として普通の内容になるのはいいってこと。

確か桑田佳祐原由子夫妻だったと思うんですが、
「めっちゃいいコード見つけた!どうよ原坊、これ!」
「すごい!いいんじゃない?(よくあるコードなんだけど……)」
っていうやり取りを聞いてすごく微笑ましくて。
このように結論が同じでも、自分だけのものを見つけよう!という過程があれば全然違うものになるんですよね。

 

面白くなくても、疲れ切って語彙がポンコツでも構わないから……
私を、あなたを、感じられるものであってほしい。

そう願うLOVEブログ論でした。