〇プロローグ マジックアワーは、ニートの脳にこびりついた煩悩すら炙る甘い炎。ぼくは起こすのも億劫な体を風呂場から玄関へ運び、現実逃避するみたいに外へ出た。 行く先はいつもの本屋。1階から2階にかけて小さなエスカレーターが架かっていて、誰もが使…
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