眠眠カフェイン

横になって読みたい寝言

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眠りと食のルーティーン ~寒い夜はやっぱりスープで~ 

まあね、はてなブログの先週のお題が「マイルーティーン」ということで完全に乗り遅れましたけれども。というのも、僕は生まれてこの方ルーティーンが全然ないタイプ。日記はつけたこともないし、タバコの銘柄すらコロコロ変えてきました。なので、とても書けるわけないと思ってスルーしてたんです。

でも、今さらながら一応ありました!
寒い季節の夜どうしようもなく腹が減ってスープを飲むというルーティーン。
…なんかあんまりスマートじゃないですが。

 

■寒い夜にお腹が減る理由

中年になり太りやすくなったので夕食の炭水化物を控えるようになった

寒くて出不精になり若干ムチムチする

仕方ないので夜走る

寝る前に<寒い>と<腹へった>が手つないでやってくる

ざっとこういう流れです。
とはいえ寝る前にササミとか消化しづらいものは食べたくないし、どうしようかしらということで…

 

 


ギャーン!とスープです。

通販でいろんな味のアソートものを箱買いしておいて、今日何を飲もうかとウキウキする。これが肝心!あくまでルーティーンは「スープを飲む」にとどめて、味を選べる楽しみを残しておくのです。

僕は眠くないのに寝るのがすごく嫌なので、眠りの導入にできるだけポジティブイメージをつくりたいんですね。一度飲んでしまえば身体がポカポカするし、あとは「また腹減ってもいいのか?この満腹感の中で寝ると幸せだぞ!」と言い聞かせれば眠りやすい。我ながら、いい年してこれってどうなのと思いますけれども。

もちろんスープはスーパーで買う時もあって、その場合、僕は一定期間スーパー・スーパー・スーパー<スーパーのスープを超飲む人>ということになります。(このクダリに何の意味もありません)

 

■調子に乗って朝食もルーティーン化する

例年そんなことはしないのに、今年はなぜか朝もスープみたいに楽しくできないかと思い立ってしまいました。そこで手を出したのがグラノーラ6種セット。グラノーラ自体はたまに食べるし、種類が多ければいけるんじゃないかとふんだんですが。

 

日清シスコ ごろっとグラノーラ6種食べ比べセット(チョコナッツ1袋、大豆1袋、フルーツナッツ1袋、果実1袋、いちごづくし1袋、糖質オフチョコナッツ1袋)

 

結果、この世のものと思えないくらい飽きます。

フルーツはさんざん食べたことある味、いちごづくしはお菓子感が強く2回目以降が地獄。チョコと大豆は比較的飽きづらいものの、糖質オフ版(味としては劣化版)のほうが大地獄です。

そして、味以上に強敵だったのが食感でした。これはグラノーラを食べる以上言うまいと思ってたんですが、10日連続を過ぎたあたりから、朝ボウルにザッと注ぐときの養鶏感が格段に増します。きわめて雑穀然。食品としてはあまりに無駄をそぎ落としたフォルム。いかにも「ほれ、ついばめ!」と言われてるようでとても気が進みません。苦痛を感じると朝の寝起き自体もスムーズではなくなってしまうので、従来通りの日替わりパン形式に戻しました。それなら甘いもしょっぱいも油気も選び放題、なんといっても食感がほら彩り豊か!

 

こうして新しいルーティーン化を試みた結果、あらためて自分自身が眠り&寝起きに<楽しさ><飽きない>の高いハードルを設けていることが分かりました。逆に「迷うのが嫌」ってタイプの方にはすごくいい商品なんでしょうね。

 

こういうのも買っちゃうしー

 

■一方妻はルーティーンの鬼だった

人間、自分にないものをもった人に惹かれるとはよく言ったもので。僕が転職を繰り返すあいだ、妻は新卒からずっと1社で働き続けています。身に着けるものは95%以上を1つのブランドでそろえ、飲食店では毎回同じメニューを注文。マクドナルドに至っては、いくらTVがサムライだ月見だパイだと謳っても、一生プレーンのハンバーガーを食べ続けるほど。いったいどちらがサムライだというレベルです。
(ちなみにカレーはどこでもキーマ。手料理のカレーももちろんキーマ。)

しかし、一方で夫婦は似るという通説があるのもまた事実。婚前はあんなに頑なにカラオケを拒否していた妻も、いまや僕が熱く口ずさむタケモトピアノのテーマをユニゾンしてくれるようになりました。

ルーティーンは守れるもよし。どう崩れるかを楽しむもよし。いずれにしろ己を知ることが毎日の質を高めるということなんでしょう。