眠眠カフェイン

横になって読みたい寝言

眠眠カフェイン

シンプルに初詣

例年、東京タワーが清々しい増上寺(浜松町)に行っていたのを、今年は変えてみました。理由は気分。良くも悪くもイデオロギー強め神社なので具体的には書きませんが…おじいちゃんおばあちゃんがいろんなビラを配っていたとだけ。

そんな光景に「やっぱりこんな感じなんだなー」と興味は満たされたものの、やっぱり新年から見たいものじゃないな、というのが正直な気持ち。来年はまた増上寺に戻るでしょう。

 

いずれにしろ都心の有名どころは人出ギッチギチですねー。お賽銭箱まではだいぶ並びました。強制的に、他人様の話を聞かされることになります。

 

前は20歳くらいのYouTuberみたいな集団。

板橋出身は”いたっこ”っていうんだよ。嘘つけよ。じゃ俺も父親も母親もいたっこだわ。俺も気づいたらいたっこだった。気づいたらってなんだよ、普通じゃね、ウケる。

みたいに、若者特有のその場でぐるぐる回るだけのトークで大盛り上がりしてました。なんで彼らはヒャヒャヒャヒャヒャと人を喰ったような声で笑うのか。

 

後ろは60歳くらいのプロ野球OBみたいな集団。

マックのキャンペーン当たったんだよ。何? 10人に1人くらいが当たるやつ。だから何がよ。キャンペーンだよ。へえ、そんなのがあるわけ? おうよ、新年から縁起いいから今年は違うぞ。

新年から金。説明力も理解力も明らかに不足してるのに進行してるし、いい歳なのにまったく訛りがなおってないし、なにより声デカくて太い。なんで昔のおじさんはこんなに内容のないことをコッテリと語れるのか。

 

まるで、眠いのに熱湯風呂と水風呂を往復させられたような気持ち。
新年一発目の願いは、たのむから耳栓をくれでした。

 

しかしながらその中間に置かれた40代の私がしていたこといえば、妻と小声で会話しつつ、今日のブログ何にしようかなーと夢想していただけであり、世の中を普通と少しだけ違う角度で眺めて放つ評論など、それこそリアル会話では全く引きのない行為だと自省するところと相成ったのでありました。

 

 

 

で、フォーチュン!

やってやりましたよ。大伴家持の句とともに、「今年は再生の喜びが訪れる」といった鼓舞激励ワードが並んでいました。健康→治る、とかも書いてあったし、そんなつもりはなかったけど、僕はいつのまに病んでたのかもしれませんんね。
ここ10年以上記憶にないビッグラックを手にさっそうと境内を後にしました。

 

 

 

Eat 2 スティック!

こちらも10年以上変わらない、フランクとチョコバナナの組み合わせです。嫁はチョコバナナの中でも純チョコ黒色を好みます。たまにはピンクとか、ティファニー緑のやつも食べてみたら?とか投げかけるんだけど聞いてくれない。

元旦にジョブチューンでやってた有名パティシエのローソンスイーツ品評に影響を受けて、くんくんとにおいをかいで「これカカオ産?」とかやってました。「このカカオどこ産?」が正しいと思うんだけど特に指摘はせず。

 

やっぱり新年の空気はいいですね。
神をも恐れなそうな反社ツーブロックの兄ちゃんも、いかにも「血液型なんて科学的根拠がないので~」とか言いそうなリベラル面も、つい行ってしまうのが初詣というもの。みんな、いろいろリセットしたいんでしょう。

これから同じくジョブチューンでやってたスシローに行ってきます。
今年も夫婦ともに健康で、美味しいものが食べられて、普通に仕事してたらそれでよし!