声ちっちゃい民の叫び
(THE FIRST TAKEみたいですき)
私、何かにつけて声が小さいと言われてきました。
もともとドライ寄りの声質もあって、営業時代は諸先輩方からことあるごとに指摘されたものです。
「おい新人、声張れ! 今のお前にできるのはそれくらいだろ!」と。
そんなバカでかい声を聴くたび、そんなに期待値低いんだなあ、と順調にモチベを下げる日々。
25時の職業病 ~眠れない、書けない、面白くない~
昔から、1日が25時間だと思っている
僕は放っておくと1時間ずつ夜更かしをして、しまいには朝に眠ることになる
体内時計を戻すために強引に起き続ける”逆・安息日”をつくらなくちゃならなくて
そのおかげでまったく使い物にならない日が生まれる
営業マン時代は、大事な会議で眠って頭をはたかれたりもした
問題は世の中に感じる”面白さバランス”が欠落しているところにあった
夜は魅力的な本や動画で溢れて
昼は圧倒的なつまらなさに打ちひしがれる
傾いた天秤が生み出したものは、ひたすらに眠気との闘いだ
僕の20代はそんな風に過ぎていった
興味のある仕事に就くか、経済的なステータスを求めるか
30になり前者に舵を切ってから、僕の人生は廻りはじめた
仕事とプライベートの境界線はあやしくなるが
なにより昼が面白くなる
全身を包む白い光に、嘘をつかなくて済むような気がする
禁断の本棚を解き放つ
部屋から一歩も出ない就活がつづく。
といっても予定は週に1度程度しかない。前職の同僚の紹介で、4月からなら入れてもらえそうな会社があるので、新しい会社への応募は最小限。失業保険用の実績づくりのために、月1~2社さがすくらいだ。
自分の推しポイントは、文章と広告が5:5。うち広告の成分が多くなるほど日々がギスギスするので、できれば文章の比重多めでやりたかった。
ところが入れそうな会社を含め、世間が食いつくのは広告ばかり。こっちも40歳を超えているわけだし、何も求められないよりはいいのだけれど、みんなが露骨にそっち目当てだと悲しくなる。「へーキミかわいい文章してるねところで広告やらない?」ってな感じだ。
続きを読む