眠眠カフェイン

横になって読みたい寝言

眠眠カフェイン

男3:ギャル8の飲み会に参加しました

部署のボスが飲み会をするというので参加しました。
指定されたお店の場所は県境をまたいではるか遠くのへき地。超絶面倒だったのですが、「2回目の誘い」「リモートで人との会話に飢えてた」「新人候補が来るらしい」という要素があったので行ってみることにしたのです。

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年下・キャワイイ・デイズ

いい加減隠すと話しづらいから言うんだけど、いま僕は人事系の仕事をしています。
「求人に応募してくれた人を、社内もしくは別の会社に紹介する」と。
つまりは来る日も来る日も面談する役回りです。

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UAに似ている人を好きになる

若い方はどれだけ知ってるんでしょうか。
UAウーアさんってアーティストがいまして。
村上虹郎さんのお母さんって言った方が通じるのかな。分かんないけど。

この方、見るたび観るたび顔が違って、綺麗なのかどうなのか分からなくなるんですよね。人間をある角度で割ったらフワちゃんみたいな感じだし、違う角度で割れば樹木希林さんとか、片桐仁さんとかにも近しい。

なんか、根源的には間違いなく美しいと思うんですよ。”パリコレ平気で脱ぎアジア顔”っていうか。木彫り呪物感というか。うわべの男女なんて概念は超越してるように見える。

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いちごダイアリー

リモートワークでコンビニ飯が続くと、たまには手作り感のあるものが食べたくなる。必然的に、最寄り駅の飲食店に目を向けるようになった。夜にはシャッターが下りているだけの建物だったものが、昼には立派に生きているという事実にまだ慣れない。

その大半はただの食べログ2.8で、実際に食べてみると2.5で、そのくせ量が多かったりするのだが、別に期待をしていないから腹も立たない。

 

僕と町のつながりが強固になった。
これまではスーパー、コンビニ、クリーニング屋などのチェーン店、つまり生きるための”大きな筋肉”しか使っていなかったのが、固有名詞的なお店も経験してみると、なんだか体幹がしっかりしてきたような気がするのである。知らない路地を往くと、まるで血の巡りがよくなったよう。腹圧が高まり、背筋がピンと伸びてくる。

僕はこの街で生きていいのだ、という活力が湧いてくる。

 

そして昨日、大雨の夜。僕はついにこの町で唯一の銭湯へ行ってのけた。
そこはまさにソウルフルだ。とっつきづらい受付おばあと、シミだらけのおじいちゃん。中年太りと、世間に不慣れなメガネの下宿者。誰もが淡々と作業をこなし、心と身体を整える。そんな空間を、ルーバー窓から吹き込む町の匂いがしっかりと包んでいる。

僕はといえば上も下も寝間着で、それがなによりふさわしいドレスコードと誇りに思った。せっかく風呂に入ったというのに、帰り道にはスウェットパンツの裾が雨でぐしゃぐしゃ。スニーカーは行きの5倍の重さになった、けれど。

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帝国ホテルとポテサラ1gの美学

ひょんなことから帝国ホテルに行きました。
皇居にも銀座にも近くて、東京の中でもかなり東京っぽい場所と言えるでしょう。

せっかくなのでスイーツやパン、お惣菜が売ってるショップエリアを徘徊してたんですけれども、まあ商品の扱いが凄いんですね。チョコなんて、たかだか3、4粒で、トロフィーみたいな形のせり上がった台に配置されていて、ジャニーズライブかと思いました。

僕と帝国ホテルはまったく知らない仲じゃなくて、むかーし広告代理店にいたころに記者会見をやったことがあるんですね。担当営業とは名ばかりで、金髪ベテランデザイナーの指示通りに雑務をこなしてただけなんですが。
その程度の縁なのに、なんだか懐かしい気持ちになりました。

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転職して1カ月が経ちました ~川口の霧雨に胸を掻く~

結論、だいぶ慣れたし、やりやすくなりました。

あらためて経緯をまとめると、前の会社でダントツの成績を残した同期のY君(20代中盤・営業職)がとある上場企業に転職して、なぜか僕を誘ってくれたわけですけれども…新しい会社でも妙な腐れ縁が続いています。
世の20代半ばと40前半って、普通こんな付き合い方するか?って感じになってる。

 

とりあえず、Y君はめちゃくちゃ電話をかけてきます。
「取引先の会社から駅まで遠いんでその間だけ話してくださいよー」とか。事業部全員参加の大緊張ZOOMミーティング中も電話してきて、「飽きたんですけどー」と言ってきたり。
時に「知らねえよ!」と返したくなる時もありますが、仕方ないのかなと同情する気持ちもあったり。

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煽り運転を1,000回されてきた人生でした

30あると言われる私の趣味の中には、「ドラレコ動画を見る」というものがある。
ドゥンドゥク鳴り響く音楽と夜の高速道路。
久石譲と見知らぬ海沿いの道。
早回しも等速もPV調も、それぞれに良さがあって好きだ。

 

中でも路上トラブル、海外でいうところのロードレイジ系もそれはそれで味があるジャンルのひとつ。
中でも臨場感マックスなのが「煽り運転」だ。
平等な環境下で我先にと前へ行く。
生粋の一人っ子であり、陸上部出身でもない僕には1ミリもない発想で、これをする人が不思議で仕方ない。

ということで煽り運転はしたことがない。
逆に、煽られた回数はゆうに1000回を超えている。

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